マレーシアはイポーの街にあります、温泉の湧く高級リゾート『The Banjaran Hotsprings Retreat』の宿泊レポートです。
The Banjaran Hotsprings Retreatとは
マレーシアでトップクラスのコングロマリット企業『Sunway Group(サンウェイグループ)』の運営するリゾートです。マレーシア全国にホテルリゾートを展開していて、イポーにはこちらのリゾートの他に、隣合う『Sunway Lost World (ロストワールド)』という動物園&ウォーターパーク、そしてホテルやグランピング施設があります。
このエリア一帯はまだまだ開発が進んでおり、将来的にはショッピングモール、スポーツ施設、教育施設、医療機関などが建てられる計画があるようです。(参照:https://bit.ly/3FQerQ1)
4年ほど前にロストワールドのグランピングに泊まったことがありますが、自然に囲まれて星が綺麗でとっても良かった思い出!!!

2021年12月現在、新しいホテル?が完成しそうな雰囲気だったよ!
▼こんな方におすすめの記事です!
・いつも頑張っている自分へのご褒美!奮発して高級お宿に泊まりたい
・素敵なリゾートで素敵な記念日を過ごしたい
・自然に囲まれて豪華なバカンスにしたい
・珍しいもの好き!マレーシアで温泉と聞いたら行ってみるっきゃねえ〜
・とにかく!良いところに!泊まりたい!!!
結論から言うと、最っっ高なリゾートです。この記事ではバンジャランリゾートの魅力をたっぷり、そして留意点などお伝えしていきます!!
なおあらかじめお伝えしておきますと、こちらのリゾートの魅力ゆえ、とてっっっつもなく長文のレポートとなりました。
是非、目次から気になる項目へ飛ばし飛ばし読んでもらえればと思います♪
またイポーの基本情報については、もう一つの宿紹介記事にちらっと書いているので覗いてみてください。


The Banjaran Hotsprings Retreat アクセス方法
★交通アクセス
・電車のイポー駅から車で30分弱(Grabタクシーで片道RM20~30)
・空港から車で約15分



イポー駅からバスも出てるけど、1時間弱かかるのと、最寄駅から1kmちょいあるから、GrabとかAirasiaのタクシーに乗っちゃうのがおすすめダヨ!(流しタクシーはあまりおすすめしないヨ)
▼入り口の様子


受付の流れ
① 入り口でスタッフさんがお迎えしてくれ、「さぁ、この銅鑼(どら)を思いっきり叩いちゃって頂戴!」とのことだったので、振りかぶって「「どい〜〜〜〜〜〜ん」」。おごそか?というかむしろちょっと間抜けな音色とともにリゾートへ入場。


② 受付にて予約名を伝えると、ウェルカムドリンクをいただきました。
マレーシアのリゾートではお馴染み?レモングラスのアイスティーと、マンゴーのババロアのようなもの。
甘すぎず、香りもほんのりでとってもおいすィ〜♡


③ ウェルカムドリンクをいただいていると、「ベリーソーリー。お部屋の準備がまだでした。チーン…」とのこと。
到着したのは午後3時。通常であればチェックイン可能な時間でしたが、クリスマスでお部屋も満室とのことで、お掃除が追いついていない模様。お詫びのしるしにお昼がまだの場合はお食事でもいかがですかとのオファーでしたが、残念ながらお腹いっぱいだったので、ビールだけいただくことに☆リゾート内のレストランへ移動してお部屋の準備を待ちます。




④ レストランでのんびりしていると、30分後ぐらいに「お部屋準備できました!」とのお知らせが。レストランまでバギーで迎えに来ていただき、いざお部屋へレッツゴー!


⑤ お部屋へ向かいながら、施設の案内をしてくれます。各施設については下記でご紹介します!








宿泊部屋のご紹介
今回私たちが宿泊したお部屋は、【大人専用】レイクヴィラ (Lake Villa – No Children Allowed)
【留意点】“No Children Allowed”と書かれていますが、基本的にこちらのリゾートは12歳未満のお子様は宿泊ができないとのことです。><


















こちらのレイクヴィラはバンジャランリゾートで一番リーズナブルタイプですが、
12月25日(土)に宿泊して、RM2,000弱でした。(Agoda予約)
さすがの高級リゾート。いい値段です!!!
クリスマスで、ピークシーズンということで少し通常よりもお値段高いかもしれません。
当日は満室とのことでした。
すべてのお部屋の玄関ドアにクリスマスリースが飾られていました♡キュート!
こちらのお部屋はメインルーム+バスルーム。
以下、設備と備品各種です。
設備
- ベランダに椅子×2、テーブル×1
- テレビ
- ミニバー
- 冷蔵庫
- 湯沸しポット
- BOSEスピーカー
- シャワールーム
- 洗浄器付トイレ
- ミニお風呂(屋外)
- プール(屋外)
- Wi-Fi
- セーフティーボックス
備品
- ボディソープ
- シャンプー
- コンディショナー
- 綿棒
- シャワーキャップ
- 歯ブラシ
- ヘアドライヤー
- 固形石鹸
- バスタオル
- フェイスタオル
- ウォッシュタオル
- ガウン
- スリッパ
- 蚊取り線香
- 虫除けスプレー




飲み物&スナック
- お水×2
- ジュース(スプライト、コーラ、オレンジジュースなど)
- コーヒー×2
- 各種紅茶×2ずつ
- 粉ミルク、お砂糖×2ずつ
- コーヒーカップ×2
- チョコレート
- ナッツ
- ウェルカムフルーツ(今回はポメロ!)









全部無料サービス!ハッピーハッピー!!
お部屋の魅力
ベッドが広びろ
今回2名で宿泊でしたが、ベッドが広いのが嬉しくてゴロゴロゴロゴロ寝返り打ちまくりました。
高反発系?のベッドで、寝心地良すぎて目を閉じて3秒で記憶なくなりました。
屋外のお風呂
これが気持ち良かった〜!!晴れた日は星空を眺めながら贅沢なバスタイムを過ごせます。
スピーカー
さすがのBOSEスピーカー、クリアな音質。BluetoothでiPhoneに繋げてクリスマスソングを爆音で流し熱唱。
一軒家なので音漏れをそんなに気にしなくて良いのも嬉しいポイント!
飲み物・スナックのサービス
私はほぼ毎回ホテルのコーヒーをいただくので、エスプレッソマシーンがないのはほんのちょっとだけ残念ではありましたが、ぜんぜんオッケー!
冷蔵庫の中の飲み物は全て無料。そしてウェルカムフルーツは巨大なポメロ🍊(東南アジアのフルーツ?日本でいうグレープフルーツの大きい版!)



ポメロは自分で剥いて食べるもよし、剥き方わからなければフロントに電話くれれば剥いて運んできますとのことでした!ホスピタリティ〜!
レイクビュー
レイクヴィラは前述のとおり一番リーズナブルなお部屋で、他には水上コテージ的なウォーターヴィラ、お部屋の広いガーデンヴィラがあるのですが、私はこのタイプのお部屋で大・満・足!
澄んだ空気の中、バルコニーの目の前に広がる湖と遠くにそびえる荘厳な山の景色がとても清々しくて気持ち良かったです。
リゾート内の各種施設


温泉周辺
まずは温泉周辺の施設をご紹介!
温泉(Hot Dipping Pot)
ハイ、まさにこのリゾートの売りとなっている、温泉!!
『Hot Dipping Pot』なんて可愛い名称がついています。
下の写真のような湯船が5つほど並んでいて、それぞれ看板に温度が書いてあります。
看板には39℃〜41℃と書いていましたが、体感ちょっとぬるかった。38℃ちょいぐらいでした。
でも、目の前に広がる山々・森や湖を眺めながら入る温泉は、THE・絶品!
スピーカーから音楽が流れている湯船もあって、雰囲気抜群でございやす。
※共同スペースのため、水着着用必須ですのでご注意をっ!








プール
こちらは温泉よりもさらにぬるめのプール。飲み物・食べ物をオーダーしてプールサイドのソファでいただけます。




ドクターフィッシュ
一時期日本でも話題になった気がします。箱根のユネッサンとか、水族館とかにもあったりする、ドクターフィッシュ。
手足を手中に入れると、角質を食べてくれる小さなお魚さんです。めっちゃくすぐったい!!



おしゃれ(美容)は我慢と言いますからね。ほほほほ


鍾乳洞サウナ
自然の力でできた洞窟サウナ。サウナと聞いてイメージしていたほどの高温ではなかったですが、湿度がとっても高くてじわりじわりと汗が滲んできます。
結構広くて、ゆっくり座れる椅子もたくさん置いてあります。
ディズニーシーを思い出すファンタジーな雰囲気にうっとりしつつ、なんだかんだで汗が吹き出てくるので5分ぐらいで退場〜!
出てすぐ左手の奥には、Ice Dipping Pool(アイスディッピングプール)という、いかにも冷たそうなプールがあります。(写真4枚目)
実際、めちゃめちゃ冷たかったです。








宝石の洞窟
こちら、サウナを出たところにある休憩広場と、Crystal Cave(クリスタルケイブ)。自然の宝石がキラキラと岩肌に輝いています。




レストラン&バー
こちらのリゾートは市街から少し離れて孤立したところにあるので、基本的にはリゾート内でお食事を済ませるスタイルになると思います。(隣のロストワールドには行けます。)
レストランは2つ、バーも2つあります。
※ただし、スカイバーは2021年12月現在改装のため休業中
レストラン① Jeff’s Cellar (ジェフス セラー)
こちらは熱意をもって推したい洞窟レストラン!
まず、雰囲気★5。これまたディズニーの『カ○ブの海賊』を彷彿とさせる怪しげな雰囲気がもう最高。
道民の皆さんには伝わるかしら、びっくりドンキーの雰囲気好きな方は絶対好きです♡
薄暗いレストランってなぜこんなにも魅惑的なのでしょう?
それだけでなく、ガラクタとかワインの空き瓶とか、あらゆるものが店内に無造作に飾られていて、海賊のコレクションルームに忍び込んじゃったようなワクワク気分が味わえます。
そして気になるお味。
この日はクリスマスディナーコース一本勝負でしたが、もう・・・・・感動。
でもお値段はやはりとってもお高いです。クリスマスコースはRM700/人でした。
こちらのレストラン&メニューについては別記事でご紹介します!しっかりおすすめしたいから!!



レストランは当日満席だったよ!余裕をもって1ヶ月前ぐらいに予約の電話を入れておこう☆












レストラン② The Pomelo(ザ ポメロ)
こちらは初日にビールをいただいたのと、朝食会場で利用しました。
朝食のスタイル
・パン、チーズ、フルーツが載ったお皿が運ばれてくる
・食事は一品ずつオーダー(何品でもオーダー可!)
・コーヒーや紅茶、フルーツジュースはビュッフェ形式
・果物&野菜を自分で組み合わせてコールドプレスジュースをお願いできる
一品一品のボリュームが結構あるので複数オーダーするのは難しいかも!
イングリッシュブレックファストから、ベーグル、サンドイッチ、デザートまで種類豊富。
洋寄りのメニューと思いきやお茶漬けなんてのもあり、テンション上がってオーダー。ちょっと味薄かった。
ちなみに朝食付きの予約でない場合、RM150/人で後付けもできます。
通常のメニューも見たところ似た感じでした。やっぱりお値段は張りますネ!
缶ビールでRM30弱、食事はRM100前後。
オープンエアなので雰囲気はとっても爽快です。












バー① Jeff’s Cellarの中にあるバー
ほぼJeff’s Cellarなんですが、レストランエリアとちょっと離れたところ、奥の階段を登ったところにひっそりバーエリアがあります。
こじんまりしていて抜群にロマンティックな空間です。
レストランでのお食事後、こちらに移動してお酒を飲んでいるお客さんもちらほら。


バー② Sky bar (スカイバー)
こちらは温泉エリアの近くにあるルーフトップバー。
でも残念!21年12月時点では改装中のため臨時休業中でした!ウワーン!!。゚(゚´Д`゚)゚。
いつ工事が終わるか分からないので、行かれる際は事前確認をおすすめします。


その他共同施設
サウナ隣接の広場
サウナ後の休憩スペース




受付フロント周辺












Library(図書館)
図書館という割には本はあまり置かれていませんが、静かで落ち着いて読み物ができるお部屋です。
おやつとコーヒーがいただけます。外の休憩スペースに持っていってもOK。






お散歩ロード
バギーで移動してもよし、のんびり歩いてもよし。
お昼は太陽の光を受けて緑がキラキラ輝いて、夜はクアラルンプールでは滅多に見れない星空が!
東南アジアの日本と逆で夜に開花するそうです。かわいい!感動。












The Banjaran Hotsprings Retreat おすすめポイント
荘厳な眺めとおいしい空気×温泉
リフレッシュを求めて良いリゾートに来た時には、やっぱり大事ですよね。良い眺めと澄んだ空気。
繁華街の散策ももちろん楽しいんですが、ゆっくり充電旅を希望の方には特に自信を持っておすすめしまくりたいリゾートです。
イポーって写真のようなゴツゴツ・ゴロゴロした岩山が多いんですよね。
日本ではあまり見かけない景色というのも味わい深いポイント。
そんな景色を楽しみながら日本的な温泉に浸かることができる。まさにこのリゾートの醍醐味ですね。
ホスピタリティ
気持ちの良いおもてなし・サービス。なんかこう、距離感がちょうど良い。
バギーでのシンプルな施設案内もちょうど良かったし、部屋から電話した際には快い受け答え。フロント近くのソファで休憩していた際には、お水とか入りますか?とさらりとお声がけしてくれ。押し付けがましくなく、でも気にかけてくれている感じ。とてもよかったポイントです。
ちょっとしたサプライズがたくさん
クリスマス当日だったこともあるかもしれませんが、小さな嬉しいサプライズがたくさんありました!
おやつたくさん。肥えてまうやろ〜〜!♡♡♡
サンタさんがキャンディーをくれて記念写真@Jeff’s Celler


さらにレストランからのミニギフト(おいしいチョコレート)。


ウェルカムフルーツのどでかポメロ








お部屋にクリスマスギフト(再びのチョコ!でもカワイイ)




お部屋に赤ワイン(ボトル)サービス
宿泊した日、結構改装工事をしている箇所があってトラックの往来があったり工事の音がしたりしていたんです(そんなに気にならなかったけど)。スカイバーや水上コテージのお部屋も改装工事でクローズしていたり。
そのお詫びの品としてボトルワインがお部屋に…!なんて素敵なサービス〜。
これまたサービスのスプライトで割り、スペインのバルでよく飲まれるという『Tinto de verano』的なワインカクテルにしてさらにウェルカムフルーツのポメロをトッピング。
Netflixでクリスマス映画『Last Christmas』を観ながらおいしくいただきました♡
幸せすぎるクリスマスナイト。






チェックアウト時にミニギフト
図書館でもいただいたホームメイドクッキーと、なにやら可愛らしいミニ壺をいただきました。
単体で撮るのを忘れましたが、こちらがリゾートでいただいたギフトオールスターズ!!豪華すぎますぅぅう。


予約方法


『The Banjaran Hotsprings Retreat』公式ウェブサイトからの予約もできますし、宿泊日によっても変わるかと思いますが、各サイトで価格を比較してみたところ以下となりました。
※全て同じ日付
■ Lake Villa (レイクヴィラ) ※最安値のお部屋
・公式ウェブサイト:RM2250
・Agoda:RM2123
・Booking.com:RM2070 ★
私はAgoda推しですが、今回はBooking.comが一番お得プライスという結果になりました!
割引率などはユーザーさんにもよってくるかと思うので、念のため各サイト比較してみてください♪
あと、公式ウェブサイトにはレストランやスパに関する情報が詳細書かれているので、ぜひチェックを!
星空の下で貸切ディナーなんてのも!しらなかった…!
★ホームページ予約画面>https://www.sunwayhotels.com/the-banjaran/rooms-suites
まとめ
めちゃめちゃ長いレポートとなりましたがいかがでしたでしょうか。
お値段は張りますが、素直に!おすすめしたいリゾートでございます。
留意点おさらい
・大人限定リゾート(12歳未満のお子様は宿泊お断り)
・温泉は温度低め
・温泉は水着の着用必須
・2022年1月2月だとまだ改装工事中スポットがあるかも(音は全然気にならない程度)
・繁華街から離れたところにあるリゾートのため基本リゾート内で完結(ロストワールドへはすぐ)
最後に
泊まると決まったら、大いにネイチャーを楽しみに行きましょう!
たくさん美味しい空気を吸い、温泉で温まりながら高い青空と山々を望み、この上ないリフレッシュができることでしょう。
The Banjaran Hotsprings Retreatで、最高のイポーの思い出が作れますように!









