マレーシアのダイビングスポットといえば?
マレーシアのダイビングスポットといえば、どこが思い浮かびますか?
たとえば、世界でも屈指のシパダン島なんかはダイバーさんにとっては余りにも有名どころかも知れません。
東海岸側にあるティオマン島、レダン島、プルヘンティアン島なども、バカンス&ダイビングで人気のスポットですね。
やっぱり、マレーシアは東へ行けば行くほど海が綺麗!
これは身をもって実感しました。
そんな中・・・出会っちゃいました!
穴場のダイビングスポットに!!!!
その島の名はズバリ、“Tenggol Island(テンゴール島)” 。
この島の存在は、ローカルのダイバーさんから聞いて知りました。
KLからサクッと行けるよ〜!という感じだったので、翌月に控えていたシパダンダイブに向けてちょっくら行っとこか〜というノリで行きました。

2年ぶりのダイビングだし、シパダンは潮の流れが早くて泳ぐのが大変なので、ちょっと練習しておきたかったんです〜
てことで、申し訳ないのですがテンゴールさんの海に関しては特に期待もせず行ったのです。
が!
結論、大・満・足で帰ってきまして、期待してないとか言ってごめんなさいぜひ紹介させてくださいテンゴール様ぁ!!!という手のひらをひっくり返してこの記事を書いてます。
まず、ほんとに手軽に行けるところが一番の魅力。
飛行機に乗る場合はダイビング後のインターバルを気にしないといけないので、
陸路移動で行けるのはとっても魅力的。
ちょっと早起き頑張れば日帰りでも行けちゃいますからね!!
そして後述しますが、あの大物に会えちゃったこと!!!
これがテンゴール島で潜って一番良かったと思うポイントです。
ということでこちらの記事では、マレーシアの穴場ダイビングスポット“Tenggol Island(以下「テンゴール島」)” でのダイビング体験記を残していきます。
具体的には以下についてご紹介。
・テンゴール島の様子
・ダイビングにあたっての持ち物
・実際のダイビングスケジュール
・テンゴール島ダイビングで見られた海の生き物たち
ダイビングの資格を取りたいという方や、初めて間もない初心者の方にもおすすめできるスポットなので、
マレーシアでのダイビングに興味ある方のご参考になれば嬉しいです♪
テンゴール島について


Tenggol Islandってどんなところ
西マレーシアの東海岸側に位置する、全長2kmほどの小さな島。
本島に宿泊施設は2ヶ所あるようです。
テンゴール島へ行く目的といえば、
・ダイビング
・海水浴(シュノーケリング)
・日向ぼっこ
とこんな感じ。
実際、今回島を訪れていた人のほとんどがダイビング目的で来ているようでした。
Tenggol Islandの場所
トレンガヌ州に属しているようです。
KL(クアラルンプール)から見るとちょうどペナンの反対側あたりですね。
KLからバスで最寄りの船乗り場まで約4時間。
アクセス詳細については別記事にてご紹介します!
持ちもの&レンタル


今回持って行ったもの
- Gopro
- Insta360 One X2
- 各防水ケース
- 各予備バッテリー(3つずつ)
- 各充電器
- ビーチサンダル
- 日焼け止め
- 水着
- サングラス
- PADIライセンスカード(携帯アプリ)
- CelcomのSIMカード
※通常の宿泊用の持ち物は省略



そういえば、ダイビングのボート移動でめちゃめちゃ酔ったから、酔い止めを持って行けばよかったと思ったよ!!
宿泊施設にてレンタルしたもの
- フルセット(マスク/フィン/BCD/ウェイト/ウェットスーツ)
今回は【📍Tenggol Coral Beach Resort】という宿泊施設に泊まり、ダイビング器材系は全てレンタルしました。
▼宿泊レポートはこちら


テンゴール島の様子
周りは森で囲まれているので、行動範囲はリゾート内だけで完結でした☆
島の船着場周辺


透明度高め、綺麗なエメラルドグリーン!
ちなみに本島から出発した直後は海が茶色だったのでどうなることやら!?と思っていたんですが、近づくにつれて鮮やかな青に変わってゆきました。(ほっ♡
リゾート敷地内


こちらがTenggol Coral Beach Resortの食堂です。
漢字表記で『月影湾渡假村』って書くみたい。なんか素敵ですよね。






テンゴール島でのスケジュール
ざっくりですが、実際のスケジュールはこんな感じでした。
<1日目>
午前中テンゴール島到着
14:00 リフレッシュダイブ※
15:30 休憩
16:30 ファンダイブ※
19:00 夕食
22:00 就寝
<2日目&3日目>
8:00 朝食
8:30 ファンダイブ1
10:00 休憩
11:30 ファンダイブ2
13:00 昼食
14:30 ファンダイブ3
16:30 周辺散策
19:00 夕食
23:00 就寝
(4日目最終日:朝10:00に帰りのボート出発)
見てお分かりの通り、
起床!ダイビング!飯!ダイビング!飯!寝!押忍!
てな感じで、清々しいくらいにシンプルなスケジュールでございやした。
テンゴールダイビングで会えた生き物たち
※後半、興奮により少々文章が乱れますことご了承ください。
テンゴール島周辺のダイブサイト


ダイブサイトはテンゴール島周辺に30弱あります。
今回潜ったところは、
・Sun Set Point(サンセットポイント)
・Tokong Talang(トコンタラン)
・Tokong Laut(トコンラウ)
・Turtle Point(タートルポイント)
覚えている限りこの辺りです。
海中の視界:そこそこ良い
潮の流れ:スポットによって強いところもあるが、おおむね泳ぎやすい
サバ州のマブールやシパダンほどではないですが、思ったよりも透明度が高かった!



ほかにも“ロストワールド”とか“Coral Garden”とか惹かれる名前のポイントがたくさん。もっと色々潜ってみたかった♡
会えて嬉しかった生き物たちTOP3
第3位 カクレクマノミ


子供から大人まで、みんな大好きニモちゃんです!
カクレクマノミは結構どこの海でも目撃できますが、やっぱり見かけると嬉しいんですよね〜。
(むむ、あそこ居そうだな!)っていうサンゴを見つけると思わず近づいて探しちゃいます。
代表的なオレンジに黒の子やちょっと違う色の子も見かけました。
ちなみに、近づくと「えいっ!あっちいけ!やんのかこら!やー!」みたいな感じでサンゴに隠れつつこっちに向かってくるのは威嚇してるのかな?
(ごめんねごめんね!でもかわええ…♡)って思いながらサッとカメラに収め〜。
第2位 カメ


こちらもみんなに人気、カメっち!
カメちゃんも、マレーシアダイビングにおいてはそんなにレアキャラではないんですが、会えるたびにとってもハッピーな気持ちにさせてくれます。
おじいさんのような顔といい、気持ち良さそう〜に泳ぐ姿といい、なんでこんなに魅力たっぷりなのでしょうか。
あと、四足だし瞬きもするし、ちょっとヒトに似たところもあるじゃないですか。
それがまた魚とはちょっと違う可愛さを発揮しているのかも♡
ちなみにテンゴール島でお会いしたカメさんは小さめサイズの子が多かったです。
第1位 ジンベエザメ(ダイブポイント:Tokong Talang)


でましたジンベエザメ!!!!!!!!!!!!!
会えちゃいました、ついに会えちゃいました!!!
「出た出た!こっちこっち!ジンベエザメ!カモン!!!」と興奮気味にジェスチャーしてくれているインストラクターさんの先導に夢中でついていくと、そこには確かに悠々と泳ぐジンベエさんの姿が!!
うわーーーーーーん!!でかいよでかい!めっちゃ可愛い!!!!!
こんな大物さんに出会えたのはダイビング始めて以来初だったので、あの気持ちの昂りったらもう・・・!
私たちがお会いしたジンベエ君はまだ子供だったそうですが、それでも体長5mぐらいありました。
綺麗な藍色に白い斑点模様、それにのぺーーっと口を開けている癒し系のお顔。
まだ子供だからというのもあってか、しばらく私たちの周りをす〜いすい徘徊していってくれました。
ああ、いま思い出しても夢みたいな3分間だったなぁ・・・・
ジンベエザメはこのテンゴール島のシンボルになっているみたいで、私たちが宿泊したリゾートの看板もジンベエザメのイラストがでんと入っています。
というほどには遭遇できる確率が高いようですが、それでも毎日ではなく数日に1度とかそんなところなんだそうな。
こればっかりは運任せですが、【ジンベエザメが見られるか見られないか】でテンゴール島トリップの満足度がかなり変わってくるんじゃないかと思います…!
ある程度遭遇できるスポットは決まっているみたいですが、オープンウォーター(O.W)の方もそれ以上のライセンスの方も、遭遇できるチャンスはありそうです。








ところで後から考えると結構危なかったなと思うこと…
ジンベエ君に遭遇する10分前ぐらいの時点で、すでにエアが100を切っている人がいました。
で、ほんとに最後の最後でジンベエ君が現れ、みんな無我夢中で泳いだのでエアの消費量もぐっと増えたんだと思うんです。
そして最終的に、海面に上がる時にはエア切れでシェアをしていたバディがなんと2組(衝撃)、っていうかそのうちの1組は我々でした。😂
インストラクターさんもジンベエに夢中だったのはわかるが、危ない危ない笑
まあ、おかげでジンベエさんが見られたので結果オーライなんですけどね!
その時の参加者は全員アドバンスOWで、ある程度ダイブの回数も積んでいて冷静に対応できたのでよかったですが、改めて「バディの大切さ」と「自分の身は自分で守らにゃいかんな」ということを感じました。
そのほかにも、ツバメウオ、フグ、エイ、カラフルなお魚たちの群れなどたくさん見れました!
ジンベエザメのような大物以外に








まとめ
というわけでテンゴール島ダイビングについてのポイントをまとめると、
・泳ぎやすく、初心者にもおすすめ
・透明度マル○、お魚も多め
・すべての器材レンタル可(Tenggol Coral Beach Resort)
・ダイブサイトは30弱
・ラッキーだとジンベエザメに遭遇できる
・KLからのアクセスはそんなに大変じゃない(車があれば尚良し)
→ちょっと忙しいけど週末でサクッと行くことも可



KLから気軽に行けるダイビングスポットということだね!
今回は連休中だったこともあり多くのお客さんで賑わっていました。
半数ぐらいがライセンスを取りに来ているお客さんのようで、KLのダイビングスクールから団体で実習に来ている方々も。
宿泊施設についての記事も別途出しますので、併せてみていただければ現地の様子がより詳しくわかるかと思います♪
それではまた!

