Lok Kawi Wildlife Park はどんなところ?

ワイルドライフパークとありますが、Zooです。動物園です!
マレーシアにはクアラルンプール、イポー、マラッカなどなど各都市に動物園がありますが、コタキナバルにもしっかりあります。
Lok Kawi Wildlife Parkbの特徴は、ズバリ☆
テングザルがいること!!!
実は私たち(というか私)は、
「コタキナバルへ行くからには絶対絶対ずぇっっったい!!テングザルを拝みたい。テングザルを拝まずしてKLへ帰ってたまるものか!」
というテングザルへの熱い熱い想いを抱いてコタキナバルへやってきました。
※テングザルは、ボルネオ島にのみ生息する絶滅危惧種に指定されている動物だそうです。
そこで今回、テングザルツアーに参加するかこちらの動物園へ行くかで最後まで悩みました。
悩んだのですが、テングザルツアーは以下の理由から諦めることに。
・4人以上〜を条件としているツアーが多い
・ほとんどがホタルツアーとセットで丸一日かかる(そしてホタルツアーは行ったことがある)
・コロナ禍で臨時休業中のツアーやスポットがあり予約が難しい
・そもそもテングザルを必ず目撃できる保証がない
そりゃ野生のテングザルさんのことなので見られる保証がないのは当たり前だよね。そりゃそうだ。
今回は時間的にあまり余裕がなかったため、効率を優先して確実にテングザル様を拝むことのできる動物園を選びました。
もし余裕があれば、ツアーも動物園もどっちも行ってみるのが良いと思います。
野生のテングザルを目撃できるのはボルネオ島だけなので!!
ということでこの記事は、Lok Kawi Wildlife Parkの最新情報を含めたレビューになります。
こんな人におすすめ
・KKへ旅行予定、観光情報を探している
・KK周辺のサクッとお出かけスポットを探している
・Lok Kawi Wildlife Parkが気になる
・マレーシアの動物園事情が気になる
・Lok Kawi Wildlife Parkは何時間ぐらいで周れるの?
・ボルネオ島ならではの体験をしたい※
・テングザルしか勝たん
※KK=コタキナバル
※日本だと、よこはま動物園ズーラシアだけテングザルさんがいるそうです…!
動物園の基本情報
ウェブサイトは無いようなので、以下マレーシア観光情報サイトから一部引用します。
(参考:http://sabah.attractionsinmalaysia.com/Lok-Kawi-Wildlife-Park.php)
・開園年:2007年2月17日
・開園時間:9:30~17:30(基本年中無休)
入園料
マレーシア国籍:RM10(子供:RM5)
外国籍:RM20(子供:RM10)
場所
KK中心部から南下したところにあります。
バスは出ていないので、アクセスはGrabなどタクシー一択になります。
・KK空港から車で約30分
・KK市内から車で約45分
園内の広さ、所要時間

園内の広さは280エーカーだそうです。
東京ドームは11.55エーカーだから、、、
_人人人人人人人人_
> 東京ドーム24個分 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
…と、計算してみたは良いけど東京ドーム何個分と言われてもまったくピンとこないのは田舎者の私だけでしょうか???
とはいえ、なんとなく結構広そうな感じがしますね。
が、実際の体感は「あれっもうおしまいかぁ」と思うぐらい小さめな印象でした。
私たちの滞在時間は2時間でした。
結構のんびり歩いて、特にテングザルとオランウータンのところには計1時間ぐらい居たので、そのあたりもサッササッサ移動したとしたら、むしろ1時間とか1時間半ぐらいで終わるんじゃないかと思います。
なので、結構こじんまり系の動物園という印象。さくっと空いた時間で行けちゃいますね!
園内の様子




園内施設
お土産やさん
クアラルンプールやイポーの動物園はお土産屋さんけっこう気合入ってるんですが、ここはかなり質素でした。
もっとオランウータンとテングザルさんのぬいぐるみ置いたら需要ありまくるのに(少なくとも私にはね)!!!
モフモフグッズを買う気満々だったので、ちょっと残念。(しゅん)
なんかチキンラーメンの子とかいるしさ。(ちょっと可愛いじゃねえかチクショウ)



アニマルショー
残念ながら現在ショーはお休み中だそうです。
海外からの観光客が入るようになったら再開するかな??

レストラン
園内の中にはレストランは無いようです。
入り口からすぐのところにママック(ローカル食堂的なお店)がありました。
(参照:https://goo.gl/maps/yhfuj5WGfHThD3vr6)
見どころアニマルTOP3
※個人的な好み・意見が大いに含まれてます☆
第3位 サイチョウ(Hornbill)
南国!って感じの鳥さんですね。
マレーシアではよくHornbill、Hornbillって聞いていたので日本語で「サイチョウ」と言うのは初耳でした。
なんでこんなにカラフルなの〜?
鮮やかなオレンジ・黄・赤がグラデーションになっている子もいれば、モノクロでキマっているクールな子もいました。
その猛々しいくちばしのツノ、不思議すぎて見惚れちゃう。
サイチョウさんはちょっとセレブ扱いで、他の鳥さんとは比べ物にならないほど広いスペースに鎮座しておられました。(ちょっと複雑な気持ち)



第2位 オランウータン(Orangutan)
そういえば「Orang」ってマレー語で「ヒト科」の意味ですよね。
マレーシアやインドネシアを中心に生息しているからマレー語の「オランウータン」がそのまま英語名になったのかな?
オランウータンエリアも広々で、3名のオランウータンさんたちが各々のんびりと過ごしていました。
やはり人間に似ているから惹かれてしまうのか?個人的にオランウータンやチンパンジーやお猿さんは一日中眺めていられるほど好きです。
ここのオランウータンたちも、それぞれ興味深い行動を取るんです。
ネットの上にフワフワベッドを作りたくて、えっほえっほと草をこんもり抱えて運んでいる子。
その草たちをポーイ!と放り投げてせっかくのフワフワベッドを破壊する子。
ずっと新聞紙を被っていたくて、寝ても起きてもずっと新聞紙を頭に乗せてる子。(ずっと新聞紙気にして押さえてる)
みんな個性爆発してて大好き。




第1位 テングザル(Proboscis Monkey)
きました!
この動物園の、いやむしろこの旅の目玉、テングザル様!!!
目の前に現れた時、「あっ、ほんとにいるんだ・・・」と感動。
そして「あっ、ほんとに鼻でかいんだ・・・」とさらに感動。
テングザルの魅力はたくさんあります。
その大きなお鼻はもちろん、ポリポリとお尻を掻く姿、ヘンテコな鳴き声、食べ物を一心にむさぼり続ける姿、ぽっこりお腹、お股おっぴろげ、などなど。。。
上記の説明だと「それほぼおっさんなのでは」と思われそうですが、ほんとその通りなんですが、なぜだかその姿が愛らしすぎてずっと見ていたかった。。。
特に、犬だとパグとかフレンチブル、猫だとエキゾチックショートヘアなどのブサカワ系アニマルが可愛くて可愛くてどうしよう胸が苦しい…なんていう私の同志はそのテングザルのいでたちに魅了されること間違いなしです。
さらにその姿だけでなく、性格も温厚なんだそうで。
平和主義で争いごとが嫌いで、自分より小さい猿が来ても逃げるし、どの猿も食べないような美味しくないフルーツを食べるそう。
争うぐらいならどうぞどうぞ…と譲っちゃうんだそうです。
えぇ〜・・・好き♡
ところでテングザルは英語で『Proboscis Monkey』ですが、通称『Long-nosed Monkey(長い鼻のサル)』とも呼ばれているみたいです。
そのまんまやな☆

ちなみに鼻が大きいのはオスのテングザルだけ。鼻がデカければデカいほどモテるんだって!あらヤダ♡








メスにアピールするためにたてがみがあったり、派手な色をまとっていたり、ダンスを踊ったり。
アニマル界のメンズたちって、実にエンターテイナーですよね!!
他にもマレーシアの国章にもなっているハリマオさん(トラ)をはじめ、ゾウやヒョウ、大きな角があるアンコーレという牛やジャコウネコ、マレーグマなど、東南アジアならではの動物もいました♪




留意点
・午前中に行くのがおすすめ。お昼過ぎからは日陰が少なく暑いので熱中症対策を!(お水やタオルなど持参)
・急に雨降ることもあるので折りたたみ傘の持参を
・トイレは基本紙ないので持参(あとちょっと汚いけど我慢!)
・先にも書きましたがレストランはないと思っておくのが吉(売店でお菓子とアイスは売っている)
まとめ
・滞在時間の目安は2時間前後(サクッと行ける)
・テングザルさんに確実に会いたい方、迷わずレッツゴー
・子供から大人まで楽しめる
・ほぼ屋外で午後は暑く混雑するので午前中早めの時間に行くのがおすすめ



一緒にテングザルさんの尊さ分かち合おう☆





